アフェクティブイノベーション協会

aiCafe

ai Cafeとは、協会理事による、それぞれ個別にテーマを設けた勉強会です。
AIA理事による、それぞれ個別にテーマを設けた勉強会です。 テーマに対する発表と参加者による活発な意見交換が特徴です。




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AIAキックオフミーティング
2016年10月4日(火)、東京ミッドタウン・デザインハブ・インターナショナル・デザイン・リエゾンセンターにてアフェクティブイノベーション協 会(以下、AIA)主催のキックオフシンポジウム「イノベーションは感性から」が開催されました。

開催概要

名 称: AIAキックオフシンポジウム「イノベーションは感性から」
日 時: 2016年10月4日(火) 19:00~21:30
会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ・インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
参加費: 無料(懇親会参加には1コイン以上のの寄付)
内 容:
 [第1部]
 1. 基調講演(1)「イノベーションは総合科学」 椎塚久雄(AIA会長/椎塚感性工学研究所)
 2. 基調講演(2)「AIAと九州大学未来デザイン学センター 」 森田昌嗣(九州大学)
 3. 基調講演(3)「 賢い“Ba”とは」 加藤公敬(富士通) (休憩)
 4. トークセッション「イノベーションは感性から」
   AIA会員6名によるトークセッション
   パネラー(順不同):
    岩崎 竜也 (日本IBM株式会社)
    太田 恵理子 (キリン株式会社)
    小山 文子 (理想科学工業株式会社)
    寺内 美知子 (株式会社ラパンアジル)
    中尾 将志 (SCSK株式会社)
    松田 博己(キヤノン株式会社)
    司会:椎塚 久雄
 [第2部]
 5. 事務局よりAIAの活動等の紹介
 6. 懇親会

主 催:アフェクティブイノベーション協会
協 力:公益財団法人日本デザイン振興会

基調講演(1)

イノベーションは総合科学
椎塚久雄(AIA会長/椎塚感性工学研究所)

私たちは、イノベーションを起こそうと物事に取り組んでいても、気づけば直線的で合理的な解決法であるデフォルト思考に陥りがちである。けれども、文化の変容という目に見えない現象、変化対応するには、デフォルト思考を超えた、感性による思考、人を理解する考えが必要。「ポデュラー」「感性テトラ」「回遊」「アブダクション」などの様々な概念を横断し、感性によるイノベーション「感性3.0」を提唱する。

基調講演(2)

AIAと九州大学未来デザイン学センター
森田昌嗣(九州大学)



自身のプロジェクトを例に、都市と田舎における象徴(シンボル)の対比、また時間軸を通して、デザインが人の感性に作用しうるという、感性とデザインについてのお話と、グローバリゼーションや地球環境を踏まえ複合領域における問題解決を考える九州大学未来デザイン学センターの紹介。

基調講演(3)

賢い“Ba”とは
加藤公敬(富士通)



イノベーションを生む「Ba(場)」について、企業における経営とものづ くりについての「イノベーションセンター(IC)」、自治体や行政におけ る、様々な人が参加し、バックキャスティングによって未来を考える 「フューチャーセンター(FC)」という場、そしてその場から生まれるプ ロトタイプの社会実験の場としての「リビングラボ(LL)」が協業すること で、オープンなシェアリングエコノミーの達成を目指すという、産業界の現 状を紹介。

トークセッション

「イノベーションは感性から」
パネラー:
岩崎 竜也 (日本IBM株式会社)
太田 恵理子 (キリン株式会社)
小山 文子 (理想科学工業株式会社)
寺内 美知子 (株式会社ラパンアジル)
中尾 将志 (SCSK株式会社)
松田 博己(キヤノン株式会社)
司会:椎塚 久雄



6人のパネラーによる、イノベーション、感性についてのシンポジウム。 普段の仕事におけるイノベーションについての取り組みや、自社製品を実例 にした商品開発についての考え方や現状、それぞれのバックグラウンド、専門と絡めた、「感性」「イノベーション」について紹介。
(以上、文責:津留/AIA)