感性工学に対する「貪欲さ」が足りないと、椎塚先生から指摘を受けている小山が3月のSKELを報告します。
今回は、椅子が足りなくなるほどの参加者だったのですが、またしても椎塚先生が用意した資料が大量だったため、
ディスカッションする時間が足りない、といういつものパターンに陥りました。
<今回の投げかけ>
A インサイト :プロセスが前進を妨げる
B イノベーション :突拍子もないと感じるアイデアでなければ、成功する見込みはない
「 ビジネスを成長させてくれる12のクリエイティブな思考ツール 」
① 問題を大きくする
② 他人になる
③ 反逆する
④ 制約を受ける
⑤ 選択肢を設計する
⑥ 古い+古い=新しい (今回はここまで)
議論1 問題を大きくする「なぜなぜ5回」というプロセスは、前進を妨げないのか。
インサイトでの問題と、イノベーションでの解決方法で矛盾していないのか。
そもそも「問題を解決すること」が必要なのか。新しい「価値の提供」にフォーカスしても良いのではないのか。
・思考方法として「問題解決型」と「ビジョン提案型」が存在する。どう考えるべきなのか。
→ もっと議論したかった・・・。
議論2 「他人になる」とはどのようなことか。
HCDで行われているアクティングアウトやペルソナを使った評価などで「なりきる」とは違うのか。
・ここでいうところの「他人になる」はカウンセリングからきている。
自分の問題の回答を他人に求めるのではなく、他人となった自分が答える、ということが元である。
・HCDの人は、すぐに「すでに知っている気になっているが、そこがいけない」と指摘を受ける。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。このあたりはもう少し、お互いを理解し、歩み寄りが必要かもしれないし、
単に椎塚先生が私をいじっているだけかもしれない。今日は哲学的にまとめてみた。
次回、時間が取れれば、①②をもう少し、皆さんと議論してみたいと思いました。